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【レビュー】グッドデザイン賞受賞 映えるバーナー Snow peak「ヤエンストーブ レギ」

新たなキャンプギア、Snow peakの「ヤエンストーブ レギ」を手に入れましたのでレビューしていきたいと思います。

Snow peak「ヤエンストーブ レギ」とは?

2015年に発売開始された、アウトドア用の分離式シングルバーナーになります。型番号は [gs-370]。

こちらのバーナーは現在でも販売されており、各種販売サイトでの評価は高く、ロングセラー商品となっています。

Snow peak「ヤエンストーブ レギ 」商品スペック

  1. サイズ:190×310×147(h)mm、ゴトク径φ180mm(250缶使用時)
  2. 重量本体:/220g、イグナイタ/16g
  3. 収納サイズ:バーナーユニット/70×126×59(h)mm、器具栓ユニット/21×136×25(h)mm
  4. セット内容:本体、イグナイタ、収納ケース
  5. 最大出力:2900kcal/h
  6. 特長:分離式並みの低重心をキープしながら、正立式と同様の一体型を実現し、即座に水平を出すことができます。安定感とコンパクト性を両立したストーブをお求めなら、「レギ」がベストです。
  7. 材質:本体/ステンレス、アルミニウム合金、ブラス、ゴム・イグナイタ/プラスチック、ステンレス
ヤエンストーブ レギ [最大出力2900kcal](GS-370) – Snow Peak

バーナーを購入すると、バーナー本体とイグナイタ(着火システム)のセットになっています。 こちらのイグナイターを使わなくても、ライターなどで代用することも可能です。

最大出力は2900kcal/h、同じくスノーピークのヤエンシリーズ「ヤエンストーブ ナギ(2800kcal/h)」と同じくらいの火力ですね。

同じく同社のバーナーと比較すると、「ギガパワーストーブ 地(2,500kcal/h)」よりも少し火力が強いくらいになります。

組み立ては簡単

組み立てはとても簡単で、ゴトクを開き、各パーツをジョイントしたら足の長さを調節するだけ。

うん、初見で説明書がなくても組み立てられるね

対応するガス缶

バーナーの高さ調節ノッチが2段階になっており、110缶と250缶に対応しています。製品の箱には以下のガス缶の使用を推奨すると記載されていますが、GRシリーズ・GSシリーズでも問題なく使えます。

  • GP-250G
  • GP-250S
  • GP-110G
  • GP-110S


ヤエンストーブ レギの公式紹介動画

Snow peakオフィシャルからは、ヤエンストーブ レギの紹介動画が出されています。

Snow peak「ヤエンストーブ レギ 」の特徴

では早速バーナーの特徴を見ていきます。

洗練されたデザイン

キャンプフィールドにこのバーナーだけポンと置いておくだけで、絵になってしまうようなカッコよさ。

様々なアウトドアメーカーからバーナーが発売されていますが、ここまでデザインがお洒落で洗練されているバーナーを見たことがありません。。

ちなみにこちらのバーナーは、2015年度「グッドデザイン・ものづくりデザイン賞」を受賞しています。受賞の際に評価されたポイントは以下の内容になります。

ガスカートリッジを脚の一つとする事で、広い設置面積を有する3脚構造とした。ゴトクの高さは所謂、直結型(ガスカートリッジの真上にコンロ本体があるタイプ)と変わらないが、設置面積を広く確保する事によって、低重心を実現している。また、本来必要であった脚を一つ省略することにより、軽量化にも貢献している。さらに、ねじれ方向に回転軸を追加する事で、凹凸に合わせてガスカートリッジの底面が追従し、通常では設置不可能だった3次元的な地面でも、安定した設置が可能になった。この構造により、ガスカートリッジがホースで繋がれた分離型コンロの低重心と、直結型コンロのような一体型の構造による取り回しの良さを、高次元で両立している。また、回転軸部分から2つに分割が可能で、コンパクトな収納形態も実現した。

出典:Good Design Award 2015

見た目のオシャレさもさることながら、機能面としてのデザインの評価も高いですな

抜群の安定性

3点で地面に設置する仕様になっているため、非常に安定して使用することができます。

ゴツゴツした岩場など不安定な地面の上にテーブルを設置していると、料理中に足を引っ掛けたりしてヒヤリとする場面があったりするかと思いますが、こちらのバーナーであれば少しは耐えてくれそうです。

五徳は4枚付いていて、クッカーで料理する際にとても安定感があります。

どれくらい重量感のあるものが乗せられるか気になるところですが、Snow peakのオフィシャルサイトでは、1.5リッターの大鍋まで耐えられると記載されています。

ダッチオーブンなどはサイズ感によっては厳しそう

軽量・コンパクト

重量は本体が220g、イグナイタが16gととなっています。グッドデザイン賞エントリー時には「登山用バーナー」として商品が登録されています。

同社のバーナー「ギガパワーストーブ 地(90g)」には及びませんが、4枚ゴトクでこれだけ安定性のあるバーナーの中では、かなり軽い部類に入るのではないでしょうか。

ちなみに先述の通り、イグナイタはライターなどでも代用可能なので、装備によっては持って行かなくても大丈夫かもしれません。

SOTOのロングトーチを持ってるから、イグナイタは家で留守番かな

Snow peak「ヤエンストーブ レギ 」口コミは?

Snow peak オフィシャルECサイトでの評価は、5段階評価中「4.9」になっています。Amazonレビューもそれほど評価にズレはなく、5段階評価中「4.5」程度。(2020年秋調べ)

ユーザーからの口コミはかなり高く、ロングセラー商品となっていることがわかります。

対応する風防

火が出る部分がむき出しなタイプのバーナーのため、対応する風防があるかどうかが気になるところです。

残念なことにSnow peakからヤエンストーブ レギ専用の風防は発売されていないようです。

風が強い日のキャンプで使う時には、折りたためるタイプで背が高めのウィンドスクリーンがあれば十分に対処できると思います。

レギ専用の風防を自作してみるのもいいかもしれないな〜

収納について

収納袋

購入時にナイロン製の黒いスタッフバッグが付属しています。生地はかなり薄くて軽量です。

たたむとかなりコンパクトになるので、通常サイズのトランギアメスティンや、流行りの 100円均一(ダイソー)メスティンにもスタッキングすることができます。

取り扱う際の注意事項は?

通常利用するぶんには特に気をつけることはないのですが、 取り上げておくとしたら一点だけ。

ガス缶と接続されているパイプ部分は可動式になっておりOD缶の角度を調節することができるのですが、ガス缶が逆さまになった状態で火をつけて使用するのはやめましょう。

逆さまのままの状態で使用すると液状のガスが噴射してしまい、着火の際にとても大きな炎が上がってしまいます。

その他の仕様について

その他の仕様について気になる方は、メーカー公式の取扱説明書を見てみましょう。

キャンプの料理道具もお洒落なギアで揃えてみませんか?

Snow peak「ヤエンストーブ レギ 」の紹介でした。

Snow peakは他にもグッドデザイン賞を受賞したキャンプギアがたくさんあります。 この機会に是非、スノーピークギアを取り入れてみてはいかがでしょうか。