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【レビュー】かさばらない焚き火シート ムラコのアンチスパークラグ

焚き火台を使う際のスパッタシート、どうしていますか?

焚き火台は持っているけど、シートは持って居ないという方もいるのではないでしょうか。

今回は軽量でかさばらない焚き火シート・スパッタシート「ムラコ アンチスパークラグ」を入手したので、レビューをしていきたいと思います。

焚き火シート・スパッタシートとは?

焚き火シート・スパッタシートとは、焚き火をする際に熱で地面を痛めないように、焚き火台の下に敷くシート状のものです。

シートの素材はグラスファイバーやカーボンフェルト、難燃クロスなどがあります。元々、金属加工の工場などで火花が出た際に、工場の設備を守る意図で使われていたりする物なので、耐火性がとても高いのが特徴です。

直火NGのキャンプ場では焚き火台+スパッタシートがあると◎

焚き火台の下にしいておくだけで、芝生を焦がさないで済んだり、土の地面を痛めなくて済みます。

そのため直火NGのキャンプ場では、マナーの側面からもスパッタシートを敷いて焚き火をすることが勧められています。

ムラコ アンチスパークラグとは?

もとは⾦属加⼯の⼯場だったアウトドアメーカー「muraco」が販売する、焚き火台用のスパッタシートになります。

販売元の公式HPでは下記のように紹介されています。

アクリル繊維を原料に焼成炭化した繊維で、優れた耐炎性、耐熱性のある特殊繊維です。金属加工工場での溶接作業時に設備を火花から守るためのシートを、焚火用として応用しました。

  • 優れた対炎性、耐熱性のある特殊繊維。
  • 炎に触れても赤熱するだけで、火の粉が貫通せず、付着しません。
  • 柔らかく軽量なため、 折りたたんだり巻くことで簡単に持ち運び可能。
出典:ANTI SPARK RUG|OUTDOOR GUILD MURACO

ムラコ アンチスパークラグのスペック

アンチスパークラグのスペックをみていきましょう。

注目すべきはやはりその軽さ。90gなので、気軽にリュックに詰め込めます。UL(ウルトラライト)指向には嬉しいですね。

ムラコ アンチスパークラグ
材質 耐熱クロス, シリコンコーティング(黒色面)
サイズ 47cm x 47cm
重さ 90g
原産国 日本

使用感について

ここからは実際に使ってみた際の感想をお伝えしていきます。

薄いので畳んでもかさばらない

ペラペラの布のような素材なので、ハンカチのように折り畳むことができます。小さく折りたたむと本当に小さくなり、焚き火台の収納のついでに追加できるぐらいのサイズ感になります。

この写真の撮影時はふんわりと折っていますが、実際は折り目がつくくらいキツめに折りたたむことができます。

薄くて軽い半面、風で飛びやすいので、焚き火台を上に置いていない時はなぜ飛ばないように重石などを載せておくことをお勧めします。

素手で触ってもチクチクしない

スパッタシートの素材でよくあるグラスファイバー素材は、触るとチクチクして怪我をしやすいのですが、ムラコのアンチスパークラグの素材は難燃素材の布なので、素手で触ってもチクチクしません。

そのため、軍手などをせず素手で取り扱うことができます。ファミリーキャンプのメインで小さなお子さんとキャンプする方は、取り扱いやすいのでおすすめです。

重量90gなので超軽量

なんといっても軽いです。UL(ウルトラライト)装備でキャンプをされる方には嬉しい軽さ。折りたたんで手に持つと、ハンカチを持ってるぐらいの感覚です。

ピコグリルやベルモントの焚き火台「TABI」などを使っている方は、キャンプギアの重量を気にしている方が多いと思いますので、こういった超軽量のスパッタシートを一緒に携行してみてはいかがでしょうか。

ソロキャンプにはちょうど良い、大きすぎない正方形サイズ

ベルモントの焚き火台「TABI」を乗せた時のサイズ感

ムラコのアンチスパークプラグはサイズが45cm x 45cmの正方形となっています。

スパッタシート中では小さめの部類に入るかと思います。このサイズ感が、ピコグリルやベルモントの焚き火台「TABI」と相性が良いように感じました。

焚き火台がシートからはみ出ないけど余白がありすぎない絶妙なサイズ感です。

耐火性はどうか

焚き火台のシートとしては本当に薄いので、耐火性がとても気になっていました。

焚き火をしている際に穴が空いたらどうしようとちょくちょく気にしていたのですが、デイキャンプで半日焚き火をしたところ、特に穴が開いた様子はなかったです。

火がついた大きめの炭などが乗ると、多少焦げ跡のようなものが残ります。ですが、その部分から燃え広がることはなかったので、焚き火台シートとしてはしっかり機能してくれていると思います。

ムラコのロゴ部分は難燃素材ではないようなので、繰り返し使っているといずれここの部分は燃えて無くなってしまうかもしれないですね。。

この日は枯れた状態の芝生の上にスパッタシートを敷いてその上で焚き火をしていたのですが、焚き火を終えたあとの芝生は、焚き火をしていない箇所と全く同じ状態に保っていました。

耐火性の面においては、今後繰り返し使ってみてまたレビューしてみたいと思います。

スタッキングについて 

折りたたむと本当に小さくなるので、スタッキングについてはあまり考慮せずどこにでもさっと収納しておけると思います。

私はベルモントの「TABI」を焚き火台として使っているので、TABIの収納袋に一緒にしまいこんでいます。焚き火台と一緒に収納しておくことで、使う時に一緒にささっと出して使えるので便利です。

焚き火台のパーツを巻いて…
収納袋にそのままイン

ムラコ アンチスパークラグの評価

まだ一度しか使えていませんが、一度使った感想としてはかなりいい感じです。お勧めできる商品だと思います。 ネットショップのレビュー欄の評価も高いので、一度使ってみる価値はあると思います。

繰り返し使ってみてまた評価が変わるかもしれないので、2回3回と使ってみてまたブログでお伝えしていこうと思います。

類似の商品をご紹介

ムラコのアンチスパークラグが在庫切れ等で買えなかった場合に、似た商品を掲載しておきます。チクチクしない軽量なスパッタシートを選んでみたので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。

ルールを守って、キャンプ場を大切に利用しよう

直火 NG のキャンプ場で芝生の焦げ跡などを見かけると正直萎えますよね。。

マナーの悪いキャンパーにならないよう、キャンプ場のルールを守って正しく安全に焚き火をしましょう!

みんなの自然を大切にね