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【軽量鉄板】ソロキャンプで使えるキャンドゥのミニ鉄板

最近の100円均一は本当になんでもそろっていますね。。

先日、100円均一のキャンドゥからソロキャンプで使えるミニ鉄板(アイアンプレート)が発売されました。人気商品のようで、早くもメルカリなどのフリマサイトでは転売され始めています。

私も購入して実戦投入してきましたので、早速レビューしていきたいと思います。

先に言っておくと、じゅうぶん実戦投入できるクオリティです!

キャンドゥのバーベキュー用ミニ鉄板のスペック

キャンドゥのバーベキュー用ミニ鉄板
キャンドゥのバーベキュー用ミニ鉄板

商品には鉄板と、鉄板を持ち上げるために使うリフターが付属しています。値段は100円(驚)です。早速スペックを見てみましょう。

キャンドゥ mini鉄板
材質 スチール
サイズ 鉄板:13.2cm x 8.4cm
リフター:2.8cm x 10.8cm
重さ 130g(鉄板のみ)
生産国 中国

ソロキャンプにちょうどいいくらいのサイズ感の鉄板ですね。一人分のステーキを焼くのにもってこい。

驚くことに鉄板の重さは130gとなっています。軽量、UL(ウルトラライト)指向のキャンパーには嬉しいですね。そのぶん鉄板の厚さはかなり薄めですが、特に問題なく調理できます。

かなり薄いけど、ペラペラというほどではない

キャンドゥのバーベキュー用ミニ鉄板の使用方法

使用方法についてみていきましょう。

最初に鉄板で調理する前にシーズニングが必要

シーズニングの様子

鉄の調理製品ではシーズニングというおまじないのような工程が必要になります。シーズニングの工程は次の通り。購入直後はベタベタした感触がして、購入後すぐに使うことはできません。

  1. 食器用洗剤を使ってスポンジでよく洗う
  2. 鉄板を火にかけて薄く油を塗り空焼きをする
  3. 鉄板が冷めたらキッチンペーパーなどで表面に残った油や汚れを拭き取る

これでOKです。この工程を行うことで、鉄板に油が馴染み、食材がくっつきにくくなります。また、鉄板の防サビ効果にもなります。

BE-PAL(ビーパル)肉厚鉄板miniと比較してみた

SHO’S×BE-PAL 肉厚鉄板mini(右)と比較

この形状とサイズ感、どこかで見覚えがあるなと思ったら、BE-PALの付録とかなり似ていました。BE-PALの付録「SHO’S×BE-PAL 肉厚鉄板mini」と比較してみましょう。

SHO’S×BE-PAL 肉厚鉄板mini
材質 スチール
サイズ 鉄板:13cm x 8.5cm
重さ 276g
生産国 日本

微妙に縦横比が違いますが、サイズ感自体はほぼ同じですね。厚さに関しては、キャンドゥの鉄板の方がBe-PAL付属に比べて1/2〜3/1程度薄いです。

重量を見比べてみると、キャンドゥの鉄板の方は半分程度の重さでした。キャンドゥの鉄板は鉄板が薄いぶん保温力に欠けますが、その軽さは魅力です。

軽量、UL(ウルトラライト)指向のキャンパーで鉄板を探している方は、キャンドゥの鉄板の方が携行面で良さそうですね。

キャンドゥ鉄板は、BE-PAL鉄板の半分の重さしかないんだな

セリア、ダイソーで類似の鉄板はあるのか

各社でアウトドアの製品に力を入れているようですが、2020年冬の時点では残念ながらセリア、ダイソーではこちらに似た形状の鉄板は販売されていないようです。

過去の傾向みると似たような形状の鉄板を販売する可能性はありますが、今のところはキャンドゥのみで入手することができます。 

鉄板のスタッキングについて 

次に鉄板のスタッキングについて調べていきます。

メスティンにスタッキング

試しにトランギアのメスティン(ノーマルサイズ)に入れてみたところ、シンデレラフィットでした!まるでトランギアのメスティンに合わせて作られたかのようなフィット感。。この組み合わせはかなり便利ですね。

布製の収納袋を作ってトランギアのメスティンにスタッキングしようかな

リフター(持ち手)を自作してみた

自作の持ち手

調理の際に付属のリフターを使用しても良いのですが、安定感に欠け、調理していて若干の不安を覚えます。。そこでリフターを自分で作ってみることにしました。

カスタマイズしてみる

使用するのは同じく100円均一で売っているカトラリーのパーツ。

まず、カトラリーのスプーンの連結部分を外します。そこまで固くないので、素手で外せると思います。

次に、外したパーツの針金部分を手でググっと開きます。鉄板のリフター連結部分よりも少し大きめになるように開いていきます。

これだけで完成。使う時は少しだけ針金部分の幅を手で狭めながらリフター部分に差し込んで使用します。

持ち手の部分に革をあてがうのもいいかもしれないね

付属のリフターの使い道は?

オリジナルのリフターを作ってしまったので、付属のリフターの使い道がなくなってしまうかなと思ったのですが、これはこれで使い道がありそうです。

鉄板を使って調理した際にどうしても焦げ付いてしまうことがあると思うのですが、その焦げ付きを落とすのに役立ちます。

ヘラのように斜めに立てて鉄板をこすると、焦げをガリガリと落とすことができます。

【まとめ】軽量、UL(ウルトラライト)指向はこれ一択かも

キャンドゥの軽量ミニ鉄板のご紹介でした。

軽量、UL(ウルトラライト)指向で、鉄板でお肉が焼きたいキャンパーはこれ一択かもしれません。まだ一度しか利用していないので耐久度はわかりませんが、これから使いこんでみてまたレビューしてみたいと思います。

すでに転売が始まっているほど人気の商品なので、キャンドゥに立ち寄った際は購入してみてはいかがでしょうか?

おまけ

鉄板を使ってお肉をジュウジュウしていたら、野良ネコに囲まれました。笑

ぼくの肉だ、お前たちにはやらんぞ

追記:セリアからもソロキャンプ用の鉄板が販売開始

2020年の年末、セリアからもソロキャンプ用の軽量鉄板が発売開始されたようです。

サイズは13cm x 8.5cm、厚さは2.5mmで、重量は205gなっています。

発売元がキャンドゥと同じ「エコー商事株式会社」となっているので、サイズが違うだけで材質や作りなどは似たような感じになっています。

セリアの方は厚みがあるぶん重いですが、蓄熱性が高そうですね。なお、リフターは付いていないようです。