冬キャンプの防寒対策に、難燃 ファイヤープルーフ ブランケット M (ヘッジホッグ)を購入しましたので、レビューをしていきたいと思います。
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オレゴニアンキャンパー ファイヤープルーフブランケットとは
古き良きアメリカのアウトドアスタイルをコンセプトとしたアウトドアブランド「Oregonian Camper」によって作られた、難燃素材のブランケットです。
難燃 ファイヤープルーフブランケット M の商品スペック
サイズ | 100×140cm ※ Mサイズの場合 |
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重さ | 約 530g ※ N.asterisk 実測値 |
素材 | 100%POLYESTER(ポリエステル)、マイヤー素材 |
生産国 | 中国 |
ブランケットの特徴
素材自体に着火しづらく、それでいて手触りも良く暖かいです。
マイヤー素材とは
「マイヤー」とは、生地の織り方のことで、マイヤー毛布というのは正確にはマイヤー製法と言う作り方で作られた毛布のこと。ドイツのカールマイヤー製ラッセル機で製造されたことから、マイヤー毛布と呼ばれているそうです。
公式ホームページでは、この素材の特徴が下記のように記載されています。
- 着火、延焼しにくく、有害な黒煙も発生しません。
- 火元から遠ざけると毛羽の溶解は速やかに収まります。
- 肌触りの良い、高機能なミンクタッチ毛布素材です。
出典:Oregonian Outfitters Official
メーカー公式 YouTube では実際にこの素材をバーナーで炙っています。
動画を見ると分かる通り、十数秒程度燃えずに堪えていますね。
手触りはかなり良好
触ってみた感触は、よくあるフリース素材に似ていて、フリース素材よりも若干毛が長いかなといった印象です。特殊な素材だからベタベタしているかな?と心配していたのですが、さらさらしていて気持ちの良い肌触りです。
防寒具としてかなり優秀
厚さもそれなりにあるので、防寒具として大いに役立ってくれそうな、しっかりとした作りになっています。
サイズ展開
サイズ展開はSMLの3種類になります。各種サイズ表は次の通りです。
S サイズ | 70 x 100cm |
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M サイズ | 100 × 140cm |
L サイズ | 140 x 200cm |
Sサイズは小さめなので子供向け、Mサイズは大人向け、Lサイズはかなり大判になるので家族で使うようなイメージでしょうか。
カラー展開
無地色が2種類で「ヘッジホッグ」と「コヨーテ」、柄物が3種類で「トポグレー」と「トポコルク」と「カモ」、全部で5色になります。どれもデザインがお洒落で、キャンプで映えそう。
使い方の応用
ブランケットとして膝掛けなどで十分活躍してくれますが、このブランケットは少し他の用途に応用できます。
羽織りものとして使う
ブランケットにはパッチンと止められるボタンのようなものがついているので、肩から羽織って胸元でボタンを止め、羽織もののように使うことができます。
この使い方は公式のホームページにも掲載されていますね。
寝具として使う
寝袋の上にかけて寝たり、少し大きめの寝袋であれば寝袋の中に入れて寝ることで、かなりの暖かさが期待できます。
コットの上に敷いて、地面からの冷気をシャットアウトする使い方も。厚みがあるので、 こうすることで背中が寒いと感じることがなくなりました。
テント内にラグとして敷く
こちらも地面からの冷気をシャットアウトできますね。厚みがあるので多少でこぼこした地面のサイトでも素足で歩ける程度になります。
洗濯はできる?
オレゴニアンキャンパーの商品詳細ページには「洗濯ができる」と記載されています。
ただし注意点として、 繊維が他の服などに付着しやすいため、単独で洗濯することを勧めています。
実際に使用後に洗濯ネットに入れて洗濯してみましたが、 洗濯後特に使用感に問題はありませんでした。
注意点
購入の前にいくつか注意する点を挙げておきます。
燃えないわけではなさそう
いくら燃えづらいと歌われていても、 決して燃えないというわけではありません。商品名は「難燃」となっています。
焚き火のそばにずっと放置して目を離していたら燃えてしまったなんてこともあるかもしれません。そうなったら悲しいですね。
とはいえ少し火の粉が飛んだり、炭が爆ぜて飛んできたり、なんてことには十分耐えられますので、少し気をつけておけば大丈夫だと思います。
洗濯の際は必ず単独で
先述の通り、他の洗濯物に影響がないよう単独で洗濯しましょう。
秋冬も快適なキャンプライフを
しっかりした防寒対策で、秋冬も快適なキャンプライフを楽しみましょう!